大雨による浸水・冠水被害を受けた車両の対処方法を公開 | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

大雨による浸水・冠水被害を受けた車両の対処方法を公開

 台風にともなう大雨により、茨城県・宮城県をはじめ、広い地域で浸水や冠水による被害が発生した。これを受け国土交通省は、「浸水・冠水被害を受けた車両」の対処方法をサイトで公開した。また東京電力は、被害状況の発表とともに、復旧に関するQ&Aを公開した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 台風にともなう大雨により、茨城県・宮城県をはじめ、広い地域で浸水や冠水による被害が発生した。これを受け国土交通省は、「浸水・冠水被害を受けた車両」の対処方法をサイトで公開した。また東京電力は、被害状況の発表とともに、復旧に関するQ&Aを公開した。

 国土交通省によると、水に浸った車両は、問題がなさそうに見えても、電気系統のショートにより火災が発生するおそれがあるという。そのため、「自分でエンジンをかけず、整備工場に相談すること」(特に、ハイブリッド車や電気自動車)、「バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておくこと」を呼びかけている。

 また東京電力では、電気設備が損傷していた場合、漏電による火災や感電のおそれがあるため、一つずつ設備や家屋を確認し復旧を行っており、そのため時間がかかっている背景を説明。現在24時間体制で復旧に努めているという。また、立ち会いのもと、電気設備の点検が必要なため、被害者宅に訪問時に不在の場合、「電気の送電について(連絡のお願い) 」を投函し、送電を見合わせるケースがあるとのこと。

「バッテリーはマイナス側を外す」、水難に遭った自動車の対処を国交省がアドバイス

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×