ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は9月14日、組織内違法コピーの解決につながる有力情報の提供者に対し、最高100万円を提供する「報奨金プログラム」を、同日から12月31日までの期間限定で実施すると発表した。BSAの報奨金プログラムは、欧米をはじめとする世界各国で、それぞれ独自の内容で実施している。日本では、期間限定かつ不定期での試験的施策として2013年から開始している。今回の報奨金プログラムに適用される報奨金額は、通報された対象組織で行われていた違法コピーの規模によって最高100万円まで変動する。この報奨金は、職場環境改善のため組織内違法コピーに関する情報を提供するという、その正しく勇気ある行動を適正に評価し報いるため、問題解決につながる有力情報の提供者に対しBSAが支払うもの。対象組織からBSA加盟企業(権利者)に対し和解金(損害賠償金)が支払われた場合に提供される。BSAでは、これまでに実施した報奨金プログラムを通じ、有力な情報提供者13名に対して100万円以上の報奨金を提供している。