標的型攻撃に関連する脅威が増加--分析レポート(日本IBM) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.21(火)

標的型攻撃に関連する脅威が増加--分析レポート(日本IBM)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は9月4日、東京を含む世界10拠点のIBMセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)にて2015年上半期(1月~6月)に観測したセキュリティイベント情報に基づき、主として国内の企業環境で観測された脅威動向をまとめた「2015年上半期Tokyo SOC情報分析レポート」を発表した。また、「IBM X-Force 脅威に対するインテリジェンス・レポート:2015年第3四半期」も合わせて発表している。

「2015年上半期Tokyo SOC 情報分析レポート」では同半期の脅威動向概況のほか、「メール添付型のマルウェアの通信を多数検知」「約40%の組織でドライブ・バイ・ダウンロードの攻撃を確認」「相次ぐ脆弱性と継続する過去の脆弱性への攻撃」の3つをトピックに挙げている。メール添付型のマルウェアでは、標的型攻撃に対して既存の対策は限界があり、一方で不審なメールを開封しないようにするコントロールも難しいとして、感染を想定した運用管理体制の構築が急務としている。

ドライブ・バイ・ダウンロード攻撃では、誘導元として改ざんされたWebページ以外に、広告配信ネットワークを悪用してマルウェア感染サイトにリダイレクトするケースも見られたという。脆弱性対策については、平時の情報収集やアセット管理の重要性が再認識されたとしている。また、「IBM X-Force 脅威に対するインテリジェンス・レポート:2015年第3四半期」では、「ランサムウェアの進化」「Torが不正目的に使用される」「2015年上半期は4,000件を上回る脆弱性が公表される」の報告がまとめられている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  2. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  5. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  6. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  7. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  8. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  9. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  10. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×