独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月24日、Research Artisan Projectが提供するアクセス解析ツール「Research Artisan Lite」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは5.0。「Research Artisan Lite ver.1.18 より前のバージョン」には、認証不備(CVE-2015-2975)およびクロスサイトスクリプティング(CVE-2015-2976)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ログインしていない第三者によって当該製品の機能が実行されたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。