株式会社ネクストジェンは6月16日、一般企業向けにIP電話不正アクセス(乗っ取り)検知ソリューションを提供すると発表した。IP回線サービスとIP端末の普及とPSTNサービスが終了(2025年)することから、企業の電話回線のIP化がますます推進されると予想される。また、IP電話に対する攻撃も増加しており、特にIP電話が攻撃者に乗っ取られ、知らなうちに国際電話をかけられて高額の電話料金を請求される被害が多発している。同ソリューションは、IP化を推進する企業のセキュリティリスクの提言に向けた取り組みを強化するもの。代表的な攻撃ツールからの攻撃の検知や、パスワードクラックをしようとする振る舞いのパケット検知、IP電話に対するDoS攻撃の検知などによる「セキュリティインシデント予兆の検出」、および深刻度別に色分けされたアラーム一覧や、週または月毎のトラフィック推移、検知した異常の表示などによる「ネットワークの『見える化』」といった機能を提供する。