株式会社ミロク情報サービス(MJS)は6月15日、会計事務所や中堅・中小企業向けのマイナンバー管理システム「MJSマイナンバー」(オンプレミス版・クラウド版)を開発し、9月より提供を開始すると発表した。同システムは、マイナンバー情報を取得・保管・利用・廃棄する上で、セキュアな環境のもとで適正な取り扱いを支援するためのシステム。税務システムや給与システムなどの業務システムと連携することにより、税務申告書や源泉徴収票、支払調書などの帳票にマイナンバーを印字して出力することが可能になる。オンプレミス版とクラウド版の2種類を用意しているため、マイナンバーを自社で保管したくない場合には、アクセス認証とSSL暗号化通信による高度なセキュリティ環境のもとマイナンバーを保管・運用できるクラウド版を選べる。また、マイナンバーの暗号化保存から、各機能のアクセス権限管理、マイナンバーのアクセスログ管理、退職者等の削除アラート通知など、安全管理措置への対応を支援する各種機能を搭載するほか、同社のセキュリティ製品と組み合わせることにより、より高度なセキュリティ環境の構築を可能にする。