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2018.05.23(水)

喉や口などの発声器官から生成された音声の特徴を元に個人を認証、犯罪捜査への応用も想定(NEC)

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 NECは、 東京ビッグサイトで15日まで開催されている「Japan IT Week 春 2015」内の「第12回情報セキュリティEXPO 春」にて、音声による生体認証が行える「話者照合ソリューション」の展示を行っている。

 本ソリューションは、個人差が出やすい喉や口などの発声器官から生成された音声の特徴を元に個人認証を行うというもの。アクセスやログイン時の認証技術として、なりすましを防ぐための高セキュリティの認証ソリューションとして、さらには犯罪捜査への応用などを想定している。

 導入の流れとしては、あらかじめ認証したい人間の声を録音・データ化して、データベースに入れておく。そして電話やマイク越しに話しかけると、データベースと照合して個人を認証する流れとなる。

 あらかじめデータベースに、しっかりとした照合用の個人の音声データを入れておけば、ほぼ100%の認証精度になるという。今回の展示で示されていたデータでは、5,000名を対象に長さが異なる照合音声データを使って電話音声を識別させたところ、30秒以上の照合音声データならほぼ100%で個人を特定することができるという(実験は同社調べ)。

 また、同じ人がしゃべっていれば、言語が異なっていても識別が可能で、識別対象の国籍や使用言語を問わずに認証することができるという。他にもNEC独自の雑音除去技術が採用されているので、識別対象が屋外からかけてきたような電話に対しても照合できるとのこと。

 導入に際しては、特別な装置や環境は必要なく、音声データの取得も一般の固定電話や携帯電話、マイクから簡単に取得できるとのこと。

 この技術の活用によって、昨今、社会問題となっているいわゆる「オレオレ詐欺」についても、本当の息子かどうかの識別をしたり、「オレオレ詐欺」の電話を受けた際に相手の声を録音しておくことで、犯人逮捕に繋げられることが考えられる。

音声認証でオレオレ詐欺犯も撃退!?……NEC「話者照合ソリューション」

《小菅@RBB TODAY》

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