複数のBIOS実装に脆弱性、ただし攻撃者は物理メモリにアクセスする必要(JVN) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.18(木)

複数のBIOS実装に脆弱性、ただし攻撃者は物理メモリにアクセスする必要(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、複数のBIOS実装には、SMRAM領域外のメモリを参照する、安全でないシステム管理モード(SMM)での関数呼び出しが可能な問題が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、複数のBIOS実装には、SMRAM領域外のメモリを参照する、安全でないシステム管理モード(SMM)での関数呼び出しが可能な問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは6.0。

影響を受けるシステムは複数存在し、CERT/CCの情報によるとデルおよびHPのシステムが影響を受け、IBM、INSYDEソフトウェア、インテルのシステムは影響を受けないとしている(他は「不明」)。本脆弱性が悪用されると、システムにログイン可能な攻撃者によってSMMのコンテキスト内で任意のコードを実行され、Secure Boot を回避される可能性がある。また、保護された範囲レジスタを使用しないシステムでは、攻撃者によってファームウェアを書き換えられる可能性がある。なお、本脆弱性を悪用するためには、攻撃者は物理メモリにアクセスする必要がある。JVNでは、開発者が提供する情報やCERT/CCの情報をもとに対策方法を検討するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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