米Adobe Systems(アドビ)は3月12日(米国時間)、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート(APSB15-05)を公開した。本アップデートに対応する製品は、Windows版およびMacintosh版の「Adobe Flash Player 16.0.0.305およびそれ以前」「13.0.0.269およびそれ以前の13.x」、Linux版の「Adobe Flash Player 11.2.202.442およびそれ以前」。このアップデートでは、CVEベースで11件の脆弱性に対応している。このうち9件の脆弱性がコードを実行されるものとなっており、悪用されるとシステムを乗っ取られる可能性がある。なお、アドビでは本アップデートの優先度を3段階で最も高い「1」としてアナウンスしている(Linux版は「3」)。