独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月6日、Topline Systemsが提供するマクロ機能が有効な Excel のスプレッドシート「Opportunity Form」に情報漏えいの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは4.0。「Opportunity Form version 7.0 より前のバージョン」のスプレッドシートには、公開データベースへの接続文字列が保存されており、スプレッドシート内の手順で処理を行うことで、ユーザ名、メールアドレス、パスワードが平文で公開される。この脆弱性が悪用されると、ログイン可能なユーザに、他のユーザの認証情報やアカウントの情報を取得される可能性がある。開発者はOpportunity Formをアップデートしており、脆弱なバージョンのサポートを終了している。また、ユーザにパスワードの変更を求めている。