米Adobe Systems(アドビ)は2月5日(米国時間)、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート(APSB15-04)を公開した。このアップデートでは「CVE-2015-0313」の脆弱性に対応したほか、CVEベースで17件の脆弱性に対応している。「CVE-2015-0313」を悪用しシステムを乗っ取ろうとするドライブ・バイ・ダウンロード攻撃は、引き続き実環境で確認されている。本アップデートに対応する製品は、Windows版およびMacintosh版の「Adobe Flash Player 16.0.0.296およびそれ以前」「13.0.0.264およびそれ以前の13.x」、Linux版の「Adobe Flash Player 11.2.202.440およびそれ以前」。なお、アドビでは本アップデートの優先度を3段階で最も高い「1」としてアナウンスしている(Linux版は「3」)。