アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は1月30日、2014年第4四半期「インターネットの現状」レポートを発表した。レポートによると、同四半期は「信じられない数のDDoS攻撃が発生し、前年同期のほぼ2倍に達した」という。DDoS攻撃の平均ピーク帯域幅も、前年同期に比べて52%上昇していることも観測された。その背景には、豊富なリソースを有するDDoS-for-hire booter(低価格でDDoS攻撃を請負うサービス業者)の存在を指摘している。DDoS-for-hire booterは、リフレクションベースのDDoS攻撃を組み込むことで低価格路線を取っている。全DDoS攻撃の40%近くに、受信時より応答時のトラフィックが増えるインターネット・プロトコルの特性を利用したリフレクション手法を使用している。この種のサービスの市場拡大により、マルチベクトル・キャンペーンの利用が推進された。市場競争によって攻撃手段のイノベーションが起きたとしている。観測されたマルチベクトル攻撃の件数は前年同期比で88%と大幅に増加。全攻撃の44%以上で複数の攻撃ベクトルが使用されているという。