「Panasonic Arbitrator Back-End Server」に情報漏えいの脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.17(水)

「Panasonic Arbitrator Back-End Server」に情報漏えいの脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Panasonic Corporationが提供する「Panasonic Arbitrator Back-End Server(BES)」に平文通信の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月14日、Panasonic Corporationが提供する「Panasonic Arbitrator Back-End Server(BES)」に平文通信の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは5.0。

「Arbitrator MK 2.0 VPU using USB Wi-Fi」「Arbitrator MK 2.0 VPU using Direct LAN」「Arbitrator MK 3.0 VPU using Embedded Wi-Fi」「Arbitrator MK 3.0 VPU using Direct LAN」には、クライアントとサーバ間の通信を暗号化しない脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、第三者によってActive Directoryの情報など機密情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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