多くの企業の被害調査から得られた「標的型攻撃」に関する知見を公開(ラック) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.03.30(木)

多くの企業の被害調査から得られた「標的型攻撃」に関する知見を公開(ラック)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社ラックは12月16日、同社のサイバー救急センターが緊急対応や情報漏えい事故調査で得た情報をサイバー・グリッド研究所にて分析した「日本における、標的型サイバー攻撃の事故実態調査レポート(Cyber GRID View vol.1)」を発表した。本レポートは「標的型攻撃」について、国内で実際に発生した約80件の実例を調査・分析し、判明した事実を解説した日本初の技術レポートとなっている。また、複数の標的型攻撃の関連性についても解明を試み、その一端を紹介している。

レポートによると、攻撃に使われるツールは一般的に流通していないものや、流通するツールでも手が加えられたもので、ウイルス対策ソフトによる検出を回避しようとする意図が見える。また、最新の攻撃手法も常に取り込んでいることがうかがえるとしている。複数の標的型サイバー攻撃の痕跡から、同一の攻撃者が異なる企業を同時に狙っていたことが確認された。調査で発見されたマルウェアの通信先コンピュータのIPアドレスなどが、すでに調査済みの事案のものと同一だったことから、感染原因も同一であると類推し、早期解明につながったケースもあったという。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 日本の個人PCにインストールされている危険ソフトのトップ3が判明(フレクセラ)

    日本の個人PCにインストールされている危険ソフトのトップ3が判明(フレクセラ)

  2. 書評「Dark Territory」(1) アメリカでサイバー戦が重要課題となるまでの軌跡

    書評「Dark Territory」(1) アメリカでサイバー戦が重要課題となるまでの軌跡

  3. 企業の営業秘密漏えい 2大ルート明らかに、2,000社アンケート(IPA)

    企業の営業秘密漏えい 2大ルート明らかに、2,000社アンケート(IPA)

  4. 被害を受けた組織の約4割が改善策としてIT部門とセキュリティ部門分離を実施--シスコ年次レポート(シスコ)

  5. Active Directoryを狙う2つの攻撃手法と、ログを活用した検知と対策(JPCERT/CC)

  6. 「ファジング活用の手引き」資料を更新、「Taof」「Peach Fuzzer」など最新のツールを紹介(IPA)

  7. 書評「Dark Territory」(2) アメリカにおけるサイバー戦の扱いの変遷 ~ USCYBERCOM 以前

  8. 国内の主要な個人情報漏えい事故をまとめた「日本情報漏えい年鑑2017」(イード)

  9. 2016年に確認されたC&Cサーバ、8割が1年以上前に取得されたドメイン名(日本IBM)

  10. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×