協業により情報漏えい・セキュリティ対策ソフトを無償公開(キヤノン電子、マクニカネットワークス) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

協業により情報漏えい・セキュリティ対策ソフトを無償公開(キヤノン電子、マクニカネットワークス)

キヤノン電子はマクニカネットワークスと協業し、米Splunk社の連携ソリューション「Security App for SML」と自社開発のセキュリティ対策ソフト「SML」を組み合わせ「Security App for SML」を開発 、Splunk Appsサイトでの無償公開を開始した。

製品・サービス・業界動向
Security App for SML
キヤノン電子株式会社は12月9日、マクニカネットワークス株式会社と協業し、米Splunk社の連携ソリューション「Security App for SML」と自社開発のセキュリティ対策ソフト「SML(Security Management with Logging)」を組み合わせ「Security App for SML」を開発 、Splunk Appsサイトでの無償公開を開始したと発表した。

「Security App for SML」は、SMLの「操作ログ記録機能」とSplunkの「ログ分析基盤」を連携させることで情報漏えいリスクを大幅に低減させるセキュリティソリューション。SMLは、コンピュータ端末のファイル操作やデバイス操作、通信操作などの「人の操作」に加え、コンピュータの内部プログラムが自動的に行うような動作「機械的な操作」をカーネルレベルで監視することで、詳細な操作ログを記録できる。これにより、従来困難であった「マルウェアの侵入経路・感染状況」の分析も実現、「マウス・キーボード」操作も記録できるので、人間の操作か機械の操作かを明確に切り分けられるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. 度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

    度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

  2. マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

    マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

  3. 日本規格協会、ISO / IEC 27002 の改訂を受け「JIS Q 27002:2024」発行

    日本規格協会、ISO / IEC 27002 の改訂を受け「JIS Q 27002:2024」発行

  4. GMOイエラエ、カルチャーデック公開

  5. 「Apex Legends」高ランク帯のマッチ向けにDDoS攻撃からの保護機能を実装

  6. 大阪の奇跡「純国産SOCサービス」セキュアヴェイル、垂直統合までの20年

  7. デロイトと JFEスチール、サイバーセキュリティの合弁会社設立

  8. ジョン・マカフィーの死から三年、新CEOにクレイグ・バウンディ氏

  9. サイバーセキュリティ防衛技官募集、実務経験13年以上の31歳から58歳(防衛省)

  10. Twitterの青い「認証マーク」を本人確認なしで購入可能に、なりすましは厳罰化

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×