独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月2日、富士通株式会社が製造し株式会社NTTドコモが販売する複数のAndroid端末にOSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2014-7253)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは6.2。富士通製の複数のAndroid端末には、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、ローカルの攻撃者によって、当該製品のroot権限を取得されたり、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、販売元が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。