10月の特殊詐欺状況を発表、全体的に増加傾向が続く(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

10月の特殊詐欺状況を発表、全体的に増加傾向が続く(警察庁)

警察庁は、2014年10月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は12月1日、2014年10月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、10月の特殊詐欺の認知件数は1,302件(9月は1,126件)で、このうち振り込め詐欺の認知件数は1,166件(同989件)で、このうち1,069件が既遂(同925件)、被害総額(既遂のみ)は37億1,589万円(同35億3,483万円)、検挙件数は320件(同246件)、検挙人員は251名(同103名)と、増加傾向が続いている。オレオレ詐欺では、認知件数が528件(同481件)、このうち453件(同433件)が既遂、被害総額は15億7,033万円(同14億6,190万円)、検挙件数は265件(同185件)、検挙人員は192名(同91名)と、こちらも同様の結果となった。

架空請求詐欺の認知件数は361件(同311件)で、このうち344件(同297件)が既遂、被害総額は18億2,448万円(同17億5,765万円)、検挙件数は33件(同19件)、検挙人員は55名(同11名)となっている。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が94件、「情報購入代金等名目」および「訴訟関係費用等名目」がともに19件であった。このほか融資保証金詐欺が58件(同61件)で被害総額9,360万円(同1億5,877万円)、携帯電話端末詐欺が89件(同33件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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