キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は11月26日、Windows向けセキュリティソフト「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」の新バージョンを12月11日より提供開始すると発表した。新バージョン「ESET Smart Security V8.0」および「ESET NOD32アンチウイルス V8.0」では、これまでの検出機能に加え、脆弱性対策機能「エクスプロイト ブロッカー」の対象を広げて強化し、通信を解析する新たな防御機能「ボットネット プロテクション」(ESET Smart Securityのみ)を追加した。「エクスプロイト ブロッカー」は、Webブラウザやメールソフトウェアなどの脆弱性を突いた攻撃を防御するもの。新バージョンでは、Javaの脆弱性にも対応した。「ボットネット プロテクション」は、パーソナルファイアウォール機能を利用して通信を解析し、リモートからのアクセスを検知して、迅速にボットを検出するもの。これまでのフィルタリング機能に加え、新機能により多重防御を行い、不正サーバへの送信となる不審な通信やアドレスを検知して遮断することで、標的型攻撃を防ぐ。