Microsoft Windows の OLE オートメーション機能の実装に起因する任意コード実行の脆弱性(Scan Tech Report)
Microsoft Windows の OLE オートメーション機能には、特定の配列オブジェクトの取り扱いに起因して任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
脆弱性と脅威
62views
1.概要 Microsoft Windows の OLE オートメーション機能には、特定の配列オブジェクトの取り扱いに起因して任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。 ユーザが悪質な Web ページまたはファイルを閲覧した場合に、リモートの第三者によってシステム上で不正な操作が実行される可能性があります。 この脆弱性を悪用する標的型攻撃も確認されており、攻撃を受ける可能性が高いことが考えられるため、パッチ未適用の Windwos OS を利用するユーザは可能な限り以下に記載する対策を実施することを推奨します。
5.対策 以下の Web サイトを参考に、それぞれの Windows OS バージョンに対応するパッチ (MS14-064) を入手し適用することで、この脆弱性を解消することが可能です。 ※Windows Update/Microsoft Update を行うことでも同様に脆弱性を解消することが可能です。