独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月11日、サイボウズ株式会社が提供する複数の製品にバッファローの脆弱性(CVE-2014-5314)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは9.0と高い。「サイボウズ Office 10.0.2 およびそれ以前」「サイボウズ メールワイズ 5.1.3 およびそれ以前」「サイボウズ デヂエ 8.1.0 およびそれ以前」には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受けたり、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。