米Adobe Systems(アドビ)は9月16日(米国時間)、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデート(APSB14-20)を発表した。本アップデートは、延期されていたものとなる。対象となるのは、Windows版およびMac版の「Adobe Reader」および「Acrobat」のバージョンXI(11.0.08およびそれ以前)、バージョンX(10.1.11およびそれ以前)。今回のセキュリティアップデートにより、CVEベースで8つの脆弱性が解消される。脆弱性は、コード実行やユニバーサル・クロスサイトスクリプティング、DoS、権限昇格などとなっている。なお、「Adobe Reader」および「Acrobat」では自動更新機能がデフォルトで有効になっている。