独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月8日、Iridiumが提供する、船舶に備える衛星通信用の端末である「Pilot」および「OpenPort」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Iridium Pilot」および「Iridium OpenPort」には、認証情報がハードコードされている問題、および重要な機能に対する認証の欠如の問題(CVE-2014-0326、CVE-2014-0327)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に当該製品にログインされたり、当該製品上で任意のコードを実行される可能性がある。なお、現時点で対策方法は公開されていない。