パスワード設定について約7割が正しい認識を持つも、25.4%のユーザーが金銭に関連した複数サイトで同一のパスワードを利用(IPA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.20(月)

パスワード設定について約7割が正しい認識を持つも、25.4%のユーザーが金銭に関連した複数サイトで同一のパスワードを利用(IPA)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

 IPA(情報処理推進機構)セキュリティセンターは5日、パスワードリスト攻撃によるネットサービスの被害が深刻なことを受け実施した、「オンライン本人認証方式の実態調査」の結果を公開した。

 インターネットサービス利用者(個人2,060人)とサービス提供者(国内サービスサイト:100サイト、海外サービスサイト:30サイト)の双方を分析・調査したほか、各種資料データを集計した。

 まずサービス利用者側は、「英字、数字、記号を組み合わせた文字列であること」74.2%、「名前や誕生日など、推測されやすい文字列を使わないこと」70.3%、「文字数は8文字以上であること」67.2%など、パスワードの設定について、約7割が正しい認識を持っていた。

 しかし、金銭に関連したサイトであっても、実際設定しているパスワードは「ランダムな英数字の組み合わせ」26.8%、「名前にちなんだもの」19.0%、「誕生日にちなんだもの」17.2%となっている。記号まで織り交ぜた「ランダムな英数字と記号の組み合わせ」を設定している割合は13.1%と低かった。金銭に関連した複数サイトで「同一のパスワードを利用している」割合は25.4%。理由は「パスワードを忘れてしまうから」が最多で64.1%、「複数のパスワードを管理するのが手間だから」が過半数の51.3%だった。

 一方の事業者側は、「パスワードを設定する際の最小桁数」が8桁未満の割合は58%。“通販・物品購入”サービスに限定するとその割合は79.2%だった。逆に8桁以上となるのは約2割に留まっていることとなる。「パスワードに使用可能な文字種」を“英字+数字+記号”としているサービスサイトはわずか11%で、“英字+数字”が69%で約7割を占めた。“通販・物品購入”に限定すると「パスワードに使用可能な文字種」を英字+数字

通販サイト、「パスワードは8桁以上」は約2割にとどまる

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  2. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  5. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  6. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  7. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  8. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  9. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  10. 文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」策定のポイント(ALSI)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×