独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月29日、Silver Peakが提供するVXソフトウェアには、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)およびクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2014-2974、CVE-2014-2975)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Silver Peak VX ソフトウエア バージョン 6.2.2.0_47968」の /php/user_account.phpで、CSRFおよびXSSの脆弱性が確認されている。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のコードを実行されたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。開発者は、XSSの対策を行ったバージョン 6.2.4 を製品ユーザへ提供している。また、CSRFの対策は次にリリースされるバージョンで修正予定とのこと。