独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月22日、Huaweiが提供するWi-Fi機能付きUSBモデムカード「Huawei E355」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「Huawei E355」の「ハードウェア バージョン CH1E355SM」「ソフトウェア バージョン 21.157.37.01.910」「Web UI バージョン 11.001.08.00.03」のWebインタフェースには、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2014-2968)が存在する。この問題が悪用されると、Huawei が提供するWebインタフェースを利用して SMS メッセージを閲覧することにより、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。