公立大学法人岐阜県立看護大学は5月20日、職員のメールアカウントに不正アクセスされ、当該職員のメールアドレスから多数の迷惑メールが送信される事案が発生したと発表した。これは5月13日21時、同学の職員が同学の利用しているWebメールの管理者を騙ったメールを開き、記載されていたサイトにアクセスのうえ、メールアカウントのユーザIDとパスワードを入力して送信したというもの。この結果、5月14日15時から15日7時にかけてユーザ名とパスワードにより、同学のWebメールサーバへ41回にわたり不正にアクセスされ、当該職員のメールアドレスから約15,000通の迷惑メールが送信された。5月15日12時、当該職員のメールアドレスへの不明なメールの着信により、不正アクセスが発覚したという。今回のメールアカウントへの不正ログインにより、当該職員のメール内の送受信メール、アドレス帳から10名の個人メールアドレス、氏名等が閲覧可能であったが、閲覧されたか否かは不明としている。