千葉大学は4月23日、同大学の学生などに関する個人情報がインターネットから検索可能な状態にあったと発表した。これは同大学の教授が、学生等に関する個人情報が含まれているネットワーク対応型ハードディスクを自宅に持ち帰り使用した結果、インターネット検索サイト上でハードディスク内のファイルが閲覧可能な状態になったというもの。直ちにハードディスクの設定変更および検索サイトへの当該情報の削除依頼を行い、現在は検索サイト上で閲覧できなくなっている。報道によると、平成15年度以降に大学に在籍した37,000名の学生の氏名や生年月日、3,300名分の学生の成績など、延べ47,000名分の個人情報が閲覧できる状態になっていたという。