独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月22日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。特に情報漏えいの脆弱性は、攻撃が行われた場合の影響が大きいとしている。「EC-CUBE 2.12.2」など複数のバージョンには、情報漏えいの脆弱性(CVE-2014-0808)および情報改ざんの脆弱性(CVE-2014-0807)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ショッピングサイト利用者によって他の利用者の登録情報を取得されたり、登録情報を改ざんされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデート、もしくは修正ファイルを適用するよう呼びかけている。