患者の個人情報を記録したUSBメモリを紛失(岐阜大学医学部付属病院) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

患者の個人情報を記録したUSBメモリを紛失(岐阜大学医学部付属病院)

岐阜大学医学部付属病院は、同院の患者の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
岐阜大学医学部付属病院は12月27日、同院の患者の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したことが判明したと発表した。これは12月18日に判明したもので、同学医学部附属病院救急部の医師(20歳代男性)が、同年10月24日に取得した患者のデータが入った院内で研究用に使用しているUSBメモリを紛失したというもの。調査の結果、同医師がUSBメモリを着衣(センターユニフォーム)のポケットに入れたまま院内のクリーニングに出してしまったことがわかっている。

直ちに院内クリーニング担当者に問い合わせするとともに、医局等関係部署を捜索したが、発見には至っていない。紛失したUSBメモリには、女性ホルモン剤と血栓症に関する症例調査のため、2004年6月から2013年10月までの間で調査対象の条件にあう患者データ(患者ID・患者名・性別・生年月日・病名記載時の年齢・病名分類コード・調査対象となった病名・病名開始日)のデータ(256名分)が記録されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×