岐阜大学医学部付属病院は12月27日、同院の患者の個人情報を記録したUSBメモリを紛失したことが判明したと発表した。これは12月18日に判明したもので、同学医学部附属病院救急部の医師(20歳代男性)が、同年10月24日に取得した患者のデータが入った院内で研究用に使用しているUSBメモリを紛失したというもの。調査の結果、同医師がUSBメモリを着衣(センターユニフォーム)のポケットに入れたまま院内のクリーニングに出してしまったことがわかっている。直ちに院内クリーニング担当者に問い合わせするとともに、医局等関係部署を捜索したが、発見には至っていない。紛失したUSBメモリには、女性ホルモン剤と血栓症に関する症例調査のため、2004年6月から2013年10月までの間で調査対象の条件にあう患者データ(患者ID・患者名・性別・生年月日・病名記載時の年齢・病名分類コード・調査対象となった病名・病名開始日)のデータ(256名分)が記録されていた。