独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月17日、Googleが提供するモバイルデバイス向けのOS「Android OS」に任意のJavaのメソッドが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、キャリアや機種ごとに対応状況が異なるので注意。「Android OS バージョン 3.0 から バージョン 4.1.x まで」には、任意のJavaのメソッドが実行される脆弱性(CVE-2013-4710)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Android標準ブラウザやWebViewクラスを利用しているアプリで細工されたWebページを閲覧した際に、ユーザの意図に反してAndroid OSの機能を起動されたり、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、各開発者や販売元が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。