国土交通省は11月28日、四国山地砂防事務所に設置している地すべり自動観測システムのメールサーバが、外部から不正アクセスを受けたことが判明したと発表した。不正アクセスにより、当該メールサーバが踏み台となって大量のスパムメールが送信された。現在、当該サーバをネットワーク回線から切断し詳細な調査を行うとともに、スパムメールの被害状況についても調査している。なお、不正アクセスを受けたメールサーバは同事務所で職員が使用しているネットワークとは物理的に切り離されているため、行政情報が外部に漏えいしている可能性はないとしている。