独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月25日、Thomson Reutersが提供する解析ツール「Thomson Reuters Velocity Analytics Vhayu Analytic Server」にコードインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Thomson Reuters Velocity Analytics Vhayu Analytic Server version 6.94 build 2995 およびそれ以前」には、コードインジェクションの脆弱性(CVE-2013-5912)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって任意のファイルをアップロードされたり、システム権限で任意のコードを実行される可能性がある。現時点で対策方法は後悔されておらず、JVNでは、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。