Windows XPは「攻撃に利用可能な場所がそこらじゅうにある」(エフセキュアブログ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

Windows XPは「攻撃に利用可能な場所がそこらじゅうにある」(エフセキュアブログ)

サイバーディフェンス研究所の福森大喜氏は、ゲストブロガーとして参加するエフセキュアブログで、Windows XPの危険性について発表している。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
株式会社サイバーディフェンス研究所の福森大喜氏は、ゲストブロガーとして参加するエフセキュアブログで10月8日、Windows XPの危険性について発表している。これによると、先日よりInternet Explorerのゼロデイ攻撃(CVE-2013-3893)がアジア各地で確認されており、Metasploitにも攻撃モジュールが組み込まれたことで危険性が高まっているという。

現在のところMetasploitで対象となっているのは、Office 2007/2010がインストールされているWindows 7のIE8/IE9のみであるが、Windows XPを攻撃するのは簡単で、Officeがインストールされていなくても攻撃が可能であるとして、XPユーザに警告している。攻撃が簡単な理由は、Windows 7ではASLRというメモリアドレスをランダムに配置する機能が備わっているのに対して、Windows XPではそのような機能がなく、攻撃に利用可能な場所がそこらじゅうにあるためだという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×