公益財団法人日本デザイン振興会は10月1日、グッドデザイン賞に独立行政法人 情報通信研究機構によるセキュリティシステム「DAEDALUS」を選出したと発表した。対サイバー攻撃アラートシステムDAEDALUSは、日本最大のネットワーク観測網によってサイバー攻撃を観測・分析し、ウイルス感染等が検知された組織に対して警告を行うセキュリティ機構であり、2012年6月より本格稼働を始めている。DAEDALUSは、サイバー空間における攻撃と警告を、サイバーパンクな3次元表現によってリアルタイムに可視化することで、セキュリティオペレーションの新たな境地を切り拓いた。同振興会によると、「サイバー攻撃は今や特別なものではない。企業だけでなく個人もその対応に迫られている。本企画は、サイバー攻撃による企業のリスクをなくすために専門家のみならず一般的な従業員にもわかりやすい表現でインタフェースデザインが施されている。その総合的なプロダクツを高く評価した」としている。