独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月30日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Windows環境で使用している複数のバージョンの「EC-CUBE」には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2013-4702)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバ上の任意のファイルにアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートもしくは修正ファイルを適用するよう呼びかけている。