独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月27日、RealNetworksが提供するメディアプレイヤー「RealPlayer」に複数の脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「RealPlayer 16.0.3.51 より前のバージョン」には、RMPファイル(.rmp)のファイル名の処理に問題があり、スタックバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2013-4973)が存在する。本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にセンシティブな情報を取得されたり、アプリケーションの権限で任意のコードを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。