独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月22日、Samsungが提供する「Web Viewer for Samsung DVR」に複数の脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「Web Viewer for Samsung DVR」には、認証情報を平文で保存している問題と Cookie の取扱いに起因する認証回避の脆弱性(CVE-2013-3585、CVE-2013-3586)が存在する。本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に機器の管理画面やパスワード設定ファイルなどにアクセスされる可能性がある。JVNでは、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。