独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月26日、SearchBlox Softwareが提供する「SearchBlox」に複数の脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「SearchBlox Version 7.4 Build 1 およびそれ以前」には、コマンドインジェクション、情報漏えい、ファイルの書き換えの脆弱性(CVE-2013-3590、CVE-2013-3597、CVE-2013-3598)が存在する。本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム内の機密情報を取得されたり、任意のコードを実行されたり、アプリケーションの権限でデータを書き換えられるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。