標的型メール攻撃は「ばらまき型」から「やりとり型」へ、巧妙化が進む(警察庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.16(土)

標的型メール攻撃は「ばらまき型」から「やりとり型」へ、巧妙化が進む(警察庁)

脆弱性と脅威 脅威動向

警察庁は8月22日、2013年上半期のサイバー攻撃情勢について発表した。同期間中も引き続き、国内の民間事業者などに対して情報窃取を目的とした標的型メール攻撃が行われた。同期間に警察が把握した標的型メール攻撃の件数は201件と、前年同期比でマイナス351件(マイナス63.6%)と大幅に減少した。減少の要因は、国内外の情勢に乗じて情報提供等を詐称するメールを関係各方面に大量に送付する「ばらまき型」攻撃の減少であるとしている。

しかし、その一方で業務に関連する内容のメールのやりとりを何通か行った上で標的型メールを送付する「やりとり型」攻撃は、昨年1年間で2件であったものが、本年上半期だけで33件を確認した。やりとりの内容は、採用に関する質問等が5割強、製品に関する不具合の問合せ等が約3割となっている。標的型メールの送信元アドレスは、フリーメールアドレスを使用するものが6割強であった。また、送付された不正プログラムの半数は、見かけ上、画像ファイルや文書ファイルに偽装するなど巧妙化が進んでいる。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

    「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  4. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  5. 複数のTLS実装に、暗号化通信データを解読される脆弱性(JVN)

  6. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  7. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  8. Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  9. パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

  10. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×