ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は7月29日、UTM(統合脅威管理)アプライアンスの「XTMシリーズ」に、新たに情報漏えい対策ソリューション(DLP)を追加したと発表した。同ソリューションは、各産業で一般的に普及している規制基準に対するコンプライアンス遵守に貢献するもの。ユーザは事前定義されている200以上のルールを備えたライブラリから適切なルールを選択することで、標準規制への準拠、各種のファイル、および機密データを監視する。監視対象には、身分証明などの個人情報も含まれており、HIPAA(医療保険の相互運用性と責任に関する法律)やPCI DSS(クレジットカード利用におけるセキュリティ基準)に対する準拠においても容易に対応することが可能。また、企業で効率的にデータを保護し、1回の情報漏えいで540万ドルにも及ぶ情報漏えいに対する被害コストのリスクも削減することができるとしている。