独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月29日、TrustGo Inc.の提供するAndroid向けのセキュリティ対策アプリ「Antivirus & Mobile Security」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Antivirus & Mobile Security v1.2.7 から v1.3.5 まで」には、Intentを受け取る際の処理の問題が原因で、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性(CVE-2013-3580)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが他の不正なAndroidアプリケーションを使用した場合にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。