独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月22日、Oracleの提供する「Oracle Enterprise Manager」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Enterprise Manager Grid Control 10g Release 1、バージョン 10.2.0.5」および「Oracle Database 11g Release 1、バージョン 11.1.0.7」には、XSSの脆弱性(CVE-2013-3791)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。