ソフトウェア脆弱性関連情報の届出は同傾向で推移--IPA四半期レポート(IPA) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ソフトウェア脆弱性関連情報の届出は同傾向で推移--IPA四半期レポート(IPA)

IPA技術本部セキュリティセンターは、2013年第2四半期における「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」を発表した。

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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)技術本部セキュリティセンターは7月22日、2013年第2四半期における「ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況」を発表した。これによると、同四半期のIPAへの脆弱性関連情報の届出件数は、ソフトウェア製品に関するもの47件、Webサイト(Webアプリケーション)に関するもの185件の合計232件であった。届出受付開始(2004年7月8日)からの累計は、ソフトウェア製品に関するもの1,573件、Webサイトに関するもの7,098件の合計8,671件となっており、Webサイトに関する届出が全体の82%を占めた。

ソフトウェア製品の脆弱性の届出のうち、製品開発者が修正を完了し、今四半期にJVNで対策情報を公表したものは37件(累計759件)。2010年第4四半期以降は修正完了件数が引き続き30件前後で推移している。今四半期に対策情報を公表した37件のうち、届出を受理してから公表までに46日以上経過したものは26件であった。Webサイトの脆弱性関連情報の届出のうち、IPAがWebサイト運営者に通知を行い、今四半期に修正を完了したものは170件(累計4,915件)であった。修正を完了した170件のうち、Webアプリケーションを修正したものが139件(82%)、当該ページを削除したものが29件(17%)であった。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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