独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月11日、Jun.Iの提供する、Android向けWebブラウザ「Galapagos Browser」にWebViewクラスに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Galapagos Browserには、WebViewクラスに関する脆弱性(CVE-2013-3643)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが不正な他のAndroidアプリケーションを使用した場合、当該製品のデータ領域にある情報が漏えいする可能性がある。開発者によると本製品の開発は終了しているため、JVNではGalapagos Browserの使用を停止するよう呼びかけている。