株式会社三越伊勢丹ホールディングスは5月25日、株式会社三越伊勢丹のショッピングサイト「三越オンラインショッピング」が外部からの不正アクセスを受け、登録ユーザの会員情報が不正に閲覧され、情報が漏えいしていたことを確認したと発表した。これは5月15日に同サイトに大量のアクセスエラーが発生していることを確認し、調査を開始したもの。23日には不正IPアドレス15件を確認。不正アクセスされ、会員情報が閲覧・情報漏えいしていたことを確認し、直ちに当該IPアドレスからのアクセスを遮断した。24日には、同サイトをクローズしている。調査結果によると、5月6日から23日に確認された大量の不正アクセスの不正IPアドレス件数は15件で、そこから不正ログインを試行した件数は5,202,002件であった。不正アクセス件数は最大で顧客8,289件分の可能性があるとしている。また、閲覧により漏えいした情報は、顧客氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス。なお、クレジットカード番号については番号下4桁のみの表示となっており、画面からカード番号の特定はできないようになっている。また金銭的な被害など不正利用については現在、確認されていないという。