独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月27日、ヤフー株式会社が提供するAndroid向けのWebブラウザ「Yahoo!ブラウザー」に、アドレスバー偽装の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性は「CVE-2013-2307」とは異なるもの。「Yahoo!ブラウザー v1.4.4 およびそれ以前」には、アドレスバーに表示する情報に問題があり、アドレスバー偽装の脆弱性(CVE-2013-2316)が存在する。この脆弱性が悪用されると、アドレスバーに表示されるURLを偽装され、フィッシング詐欺などに使用される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。