独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月23日、株式会社ロックオンが提供するオープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。複数のバージョンの「EC-CUBE」には、不適切な入力確認に起因する情報漏えいの脆弱性(CVE-2013-2315)、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2013-2314)、セッション固定の脆弱性(CVE-2013-2313)、クロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2013-2312)が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデート、もしくは修正ファイルを適用するよう呼びかけている。