独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月16日、pd-adminが提供する、PostgreSQLに関する各種操作を行うツール「pd-admin」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「pd-admin 4.17 より前のバージョン」には、複数の項目において入力された文字列を表示する際の処理に問題があり、XSSの脆弱性(CVE-2013-0129)が存在する。この問題が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。