独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月15日、サイボウズ株式会社が提供する複数の製品にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「サイボウズ Office 9.2.3 およびそれ以前」「サイボウズ Office 8.1.5 およびそれ以前」「サイボウズ メールワイズ 5.0.3 およびそれ以前」「サイボウズ メールワイズ 4.0.5 およびそれ以前」「サイボウズ デヂエ 8.0.6 およびそれ以前」には、CSRFの脆弱性(CVE-2013-2305)が存在する。この問題が悪用されると、当該製品にログインした状態で細工されたURLにアクセスした場合、管理画面にアクセスするためのパスワードやユーザ認証のためのパスワードを変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。